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ミュージカル「薄桜鬼 志譚」

久々の更新、失礼します。

GEM CLUB 2も無事に終わり一息つく間もなくのスケジュールでしたが、何とか無事に終わってホッとしております。GEMも薄桜鬼も素晴らしい未来ある役者と出会えて感謝しています。そんな中で、自分は何が出来るのだろうか?何を伝えていかなければならないのか?自分はどうやって舞台に立つのか?紳士に真摯に親身になって向き合いました。みんなに見られ、みんなに尊敬され、みんなに頼られ、みんなに憧れて、みんなの目標の先輩になるという難しさを感じました。言葉や態度、色々な事を自分なりに考えて、自分らしく伝えるのは決して容易な事ではなかった。なぜならば、自分もまだまだ未熟で発展途上だから。けれど一応先輩としてその場にいる以上は少なくてもみんなのお手本とならなければならない。そこで取捨選択をするのはみんなだからこそ伝えられる事は伝えていこうと思いました。

結果、伝えた事よりも伝えてもらった事や学ばせてもらった事の方が多くある。

若き才能と一緒に仕事するのは楽しい。

これを凄く実感したのはビリーエリオットに出演されてもらってから。

作品と出会いに恵まれてる事に感謝しかない。

もっともっと自分を高めていかなきゃなと思う!!

今回、風間千景を演じるにあたってプレッシャーはありました。原作があるし、過去に上演した事のある作品だし、同じ役を演じた事がある役者が2人もいるし、その2人とはまた違う部分を魅せなきゃ意味がないと思いました。2人の良い所プラスaをこの役に注ぐ事を考えて。そして自分の第一インスピレーションを大切に、「漢らしい」「品がある」「かっこいい」「西の鬼の頭領」「千鶴への想い」「純血を求める」「声はあまり高くしない」などなど。歌に関しては、なるべく台詞を意識して唄うように心掛けました。それと、しょーごの為に作られた楽曲をいかにして表現するか。自分の創る風間にしてはあまりにもキーが高いので芝居との違和感とギャップをなくす為にどうするのか、ただやっぱりしょーごのキーも活かしたい!活かす為にどうするかを歌唱指導の先生とピアニストの方と演出の西田さんと一緒に考えました。一緒になって考えてくださる方々で本当に嬉しかったですし、有り難かったです。結果、音域を広く使えて幅を出す事が出来ました。台詞を発したり、身体を使う事ともう一つ歌での表現が非常に勉強になりました。ましてや、殺陣をしながら歌うのは過酷の極みで、こんなに難しいとは思ってもいなかった。歌だけなら出来た事が、殺陣と合わさると出来なくなる現象に陥りました。かなり難しかったです。

みんな良く出来るなぁと感心を通り越して尊敬してました。みんな素晴らしかった。またみんなと共演出来る様に頑張ります!!

この作品がいつまでも愛されて続いていってほしいと心から願っています。

信じりゃ誠になる!

ありがとうございました。

PS.GEMから薄桜鬼にかけて3kg痩せました(^^;